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YAMAHA YZF-R1 ロッカーアーム 【フリクション】

2020-11-22T12:47:23+09:00

先日のDLC剥離はこの様な感じです(涙)   残念ながら、ほぼ16個すべてのロッカーアームスリッパー面にDLCの損傷や剥離が見られました。   新品部品を取り付け前にドロップレット除去加工をと思ったのですが、肝心な部品は「在庫なし」だそうです。 全部交換しようと思ったのですが、¥5508 x16個 で9万円近い部品代(汗) さて、どうしましょ?   以前購入したR1のロッカーアームで確認しましたが ドロップレットはこんな感じで介在しています (高さ0.5~1μ 幅2~5μ位)   剥離箇所     一度損傷した膜は、欠陥部分にエンジン油の押し込みによりクラックの進展等で、大きな損傷に至ります。

YAMAHA YZF-R1 ロッカーアーム 【フリクション】2020-11-22T12:47:23+09:00

カムシャフト 3Dラッピング® 【フリクション】

2020-11-22T12:47:23+09:00

定番加工のカムシャフトへの3Dラッピング®   このカムシャフトの相手部品(ロッカーアーム)には、DLCコーティングが施されています。 わずか数十分の慣らし運転しか行っていないカムシャフトでしたが、すでにプロファイル頂部にはスカッフが・・・ 原因として考えられることは DLCの種類(成膜方法)によっては、表面に数μの大きさのスパッタリングによるドロップレットや、プラズマ等によるカーボン粒の再付着物が表面に介在し、その介在物により相手面を攻撃している場合が有ります。 DLCと金属摺動は焼き付き(カジリ)を起こさないのですが、金属の摩耗粉が摺動面に介在し摺動面を攻撃する事により編摩耗を起こしてしまいます。 弊社のDLCでは、この様なトラブルを未然に防ぐためDLC後にラッピング加工をすべての製品におこなっていますので、この様なトラブルは発生しません。 または、DLCはエンジンオイルに含まれる、添加剤の化学反応が無くなるので、油膜切れを起こした際に相手部品の異常摩耗が発生する可能性が有り、カジリ対策として大量の有機モリブデンを添加すると、DLC膜の破壊や摩耗を起こしますので、エンジンオイルはDLCに適したオイルを検討しないといけません。 DLCコーティングを採用しているエンジンは、DLCの種類に合った最適なエンジンOILが必要ですよ。

カムシャフト 3Dラッピング® 【フリクション】2020-11-22T12:47:23+09:00

続YAMAHA YZF-R1エンジン 【フリクション】

2020-11-22T12:47:23+09:00

先日のR1エンジン 他の部品にもWPCが採用されていました。   解りにくいのですが、クランクシャフトスラスト面     メタルの当たりは何とも言えない感じ・・・ クランクメタルのアッパー側はそれほどでは有りませんが   ロア側は全て片当たりがキツイ感じでした。   オーバーレイの剥離もちらほら・・・ 加工バリは比較的少ないです。   ロッカーアームとピストンピンはDLCです

続YAMAHA YZF-R1エンジン 【フリクション】2020-11-22T12:47:23+09:00

YZF-R1エンジン 【フリクション】

2020-11-22T12:47:23+09:00

市販車最速マシンのYAMAHA YZF-R1 ミッションASSY交換のリコールから返ってきたエンジンを分解してみました。 2速ギヤは両方ともWPC処理がされており、その他の平ギヤ4枚にもWPCが施されていました 単純にWPCのみではリコールになる様な不具合の解決にはなりませんが、最善の表面処理を追加し 万全の対策を取っているのだと思われます。   表面処理で大きく歯元の疲労強度を向上させるには、WPC処理しかありませんので 堅実な選択だと思われます!   R1以外の車両でもミッションASSYにWPC処理する事で、安心して走行できます レギュレーションで規制されるくらい効果抜群です(笑)

YZF-R1エンジン 【フリクション】2020-11-22T12:47:23+09:00

アルマイトへのブラックマーキング 【フリクション】

2020-11-22T12:47:23+09:00

アルマイトへのレーザーマーキングは、白色にマーキングされる事が一般的です。 ピコ秒レーザの場合、従来のレーザマーキングでは破壊されていたアルマイト層を残した状態でのマーキングが可能になり。 鮮明な黒色のマーキングが可能 アルマイト層を無くさないので、段差が無く耐食性に優れた製品をご提供できます。 業界では、「ブラックマーキング」と言われており、身近に存在する物としては、アップル社のiPhone6やiPadの(アルミボディ製品)背面文字が、ブラックマーキングによりマーキングされています。   オリジナルブラックマーキング(シルバーアルマイト) 段差ゼロで視認性も抜群 ブラックマーキングは、高いコストに見合うメリットがあり 偽造・模造や改造が極めて困難なマーキングが作成可能、また高級ブランドイメージに最適です。

アルマイトへのブラックマーキング 【フリクション】2020-11-22T12:47:23+09:00

サービスデータ 【フリクション】

2020-11-22T12:47:23+09:00

今回オーバーホール中のNINJA250エンジン 600もそうでしたが、サービスマニュアルには ピストンピン穴・ピストンピン外径・コンロッド小端内径・バルブリフタ外径・リフタホール内径 の基準寸法が・・・表記されていません   別に無くても問題は無いのですが・・・   今年は、なんとなく ヘッドスタンドを購入してみました メタル待ち中で、ヘッドはすでに出来上がっていますが。 見た目の良い道具は大切です!

サービスデータ 【フリクション】2020-11-22T12:47:23+09:00

ニンジャ250 【フリクション】

2020-11-22T12:47:23+09:00

来年2016から始まる 新カテゴリーのJP250 カワサキのエンジンは初めてでしたが、今までの海外生産エンジンの中では 加工バリの残量は一番少なく、ケガしませんでした(笑) メタル関係は ん~(汗) とりあえは全部交換スタートですがね~    

ニンジャ250 【フリクション】2020-11-22T12:47:23+09:00
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